食べ物クイズ
食べ物クイズ 名前のいわれと始まりの話
毎日の食卓でおなじみの食べ物の、原料や名前のいわれ、始まりをたずねるクイズです。豆腐やたまご、かまぼこ、佃煮、福神漬から、あんぱん、アイスクリーム、学校給食まで、身近なものばかりを集めました。解説に、その食べ物が生まれたいきさつを添えています。かっこの中は読み方です。全10問、全問に声かけ例が付いています。
10問・3択・約20分|全問に声かけ例つき
第1問
日本の食卓に欠かせない豆腐、納豆、みそ、しょうゆ。どれも同じ豆から作られます。その豆はどれでしょう?
- 1小豆(あずき)
- 2大豆(だいず)
- 3そら豆
こたえ2 大豆(だいず)
解説
大豆です。豆腐、納豆、みそ、しょうゆなどは、どれも大豆が原料です。加工のしかたによって、さまざまな味の食品に生まれ変わります。
声かけ例
「みそやしょうゆの味は、このあたりでは、家ごとにどんなふうに違うと言われていましたか?」
第2問
たまごには、殻が白い「白玉(しろたま)」と、赤い「赤玉(あかたま)」があります。殻の色は、基本的に何によって決まるでしょう?
- 1ニワトリの種類
- 2ニワトリが食べるえさ
- 3産んでからの日数
こたえ1 ニワトリの種類
解説
ニワトリの種類です。羽毛が褐色や黒っぽいニワトリは赤玉を、白いニワトリは白玉を産む傾向があります。えさによって決まるのは黄身の色のほうで、黄身の色の濃さと栄養価に、直接の関係はありません。
声かけ例
「割れやすいたまごは、子どものころ、まわりでどんなふうに大事に扱われるものでしたか?」
第3問
明治8年、明治天皇のお花見のお茶菓子として、あんぱんが献上されました。このとき、あんぱんに埋めこまれたものは何でしょう?
- 1梅干し
- 2栗の甘露煮(かんろに)
- 3桜の花の塩漬け
こたえ3 桜の花の塩漬け
解説
桜の花の塩漬けです。木村屋の木村親子が、奈良の吉野山から八重桜の花びらの塩漬けを取り寄せて、あんぱんに埋めこみました。献上されたのは明治8年4月4日で、この日は「あんぱんの日」になっています。
声かけ例
「あんこの入った甘いものが出てくると、ご家庭では、まわりからどんなふうに手がのびてきましたか?」
第4問
かまぼこは、もともと、竹を芯にして、魚のすり身をぬりつけて焼いたものでした。のちに、板つきのかまぼこができて、まぎらわしくなりました。そこで、もとのかまぼこにつけられた名前は何でしょう?
- 1ちくわ
- 2はんぺん
- 3さつま揚げ
こたえ1 ちくわ
解説
ちくわです。1848年に出た書物に、板につけたものができてからは、まぎらわしいので、もとのかまぼこを竹輪(ちくわ)と名づけた、と書かれています。かまぼこの名前は、形が蒲(がま)の穂に似ていたからという説など、いくつかの説があります。
声かけ例
「よく似ていてまぎらわしいものを取りちがえた出来事は、子どものころ、まわりでどんな笑い話になっていましたか?」
第5問
「木綿豆腐」の名前は、型箱(かたばこ)に木綿の布をしいて作り、表面に布目がついたことからきています。では「絹ごし豆腐」は、なぜそう呼ばれるでしょう?
- 1絹の布でこして作るから
- 2絹の袋に入れて固めるから
- 3絹のようになめらかだから
こたえ3 絹のようになめらかだから
解説
絹のようになめらかだからです。絹ごし豆腐は、布をしかない型箱に、熱い豆乳を流しこんで固めます。なめらかで、きめの細かいようすを絹にたとえた名前で、実際に絹でこしているわけではありません。
声かけ例
「着古した木綿の布は、ご家庭の中で、どう次々と役目を変えていくものでしたか?」
第6問
東京・上野のお店で、明治のころに生まれた「福神漬(ふくじんづけ)」。名前の由来のひとつは、使われている野菜の種類の数だといわれます。何種類でしょう?
- 15種類
- 27種類
- 39種類
こたえ2 7種類
解説
7種類です。大根、なす、かぶ、うり、しそ、れんこん、なた豆が使われています。野菜が7種類あることと、七福神の弁財天(べんざいてん)が上野の不忍池(しのばずのいけ)にまつられていることから名づけられたといわれますが、由来には諸説あります。
声かけ例
「縁起がいいと言われるものを見かけると、子どものころ、まわりの大人たちはどう喜んでいましたか?」
第7問
佃煮(つくだに)は、江戸の佃島(つくだじま)で売り出されました。その佃島の名前は、移り住んだ漁師たちが、ふるさとにちなんでつけたものです。漁師たちのふるさとは、いまのどこでしょう?
- 1名古屋
- 2仙台
- 3大阪
こたえ3 大阪
解説
大阪です。江戸時代のはじめ、大阪の佃村の漁師たちが江戸へ移り住み、新しい住まいを佃島と名づけました。近くでとれた小魚や貝、海藻を、はじめは塩で、のちにしょうゆを使って保存食にし、これが江戸みやげとして全国に広まりました。
声かけ例
「このあたりでは、よそへ出かけた人がおみやげを持って帰ると、どんな土産話がはじまるものでしたか?」
出典: 東京の伝統料理と世界の味のペアリング(東京都 TOKYO UPDATES)3.佃漁民(つくだぎょみん)ゆかりの地(大阪市)
第8問
寒天(かんてん)は、ある食べものを冬の夜に外へ出したことから生まれた、と伝えられています。その食べものは何でしょう?
- 1ところてん
- 2こんにゃく
- 3くずもち
こたえ1 ところてん
解説
ところてんです。万治(まんじ)元年、1658年の冬、京都の伏見(ふしみ)の宿で、食べ残しのところてんを外へ捨てたところ、寒い夜のうちに凍って、干物になりました。これをヒントに宿の主人が作って売り出したのが始まり、と多くの本に紹介されています。ただし、年代にはいくつかの説があり、どれも民間の言い伝えにもとづく説だとされています。
声かけ例
「冬の冷たい風に当てて干すものは、このあたりの家々で、どんなふうに並んでいましたか?」
出典: 寒天の起源については、ほとんどの文献に次のようなエピソードが紹介されていますが、このエピソードの出典を調べています(国立国会図書館)|レファレンス協同データベース
第9問
日本の学校給食は、明治22年に始まったとされます。場所は、いまの山形県鶴岡(つるおか)市の小学校です。そのときの昼食の献立はどれでしょう?
- 1パン・牛乳・くだもの
- 2うどん・煮豆・おひたし
- 3おにぎり・焼き魚・漬物
こたえ3 おにぎり・焼き魚・漬物
解説
おにぎり・焼き魚・漬物です。明治22年の代表的な献立として、おにぎり、塩鮭(しおざけ)、菜の漬物が伝えられています。明治22年は西暦1889年で、大日本帝国憲法が発布された年です。
声かけ例
「お昼どきになると、このあたりでは、外で働く人や遊んでいる子どもたちは、どう切り上げていくものでしたか?」
第10問
明治2年、日本で最初のアイスクリームが作られ、売り出されました。「あいすくりん」と呼ばれた、このアイスクリームが生まれた町はどこでしょう?
- 1神戸
- 2横浜
- 3長崎
こたえ2 横浜
解説
横浜です。町田房蔵(まちだふさぞう)という人が、横浜の馬車道(ばしゃみち)通りで、氷と塩を使って作り、売り始めました。この「あいすくりん」は、牛乳、卵、砂糖で作ったと考えられています。
声かけ例
「暑いころ、アイスキャンデーを売る人が来ると、このあたりの子どもたちは、どう集まってきましたか?」
声かけ例の使い方
正解を言ったあとに、そのまま読み上げてください。答え合わせで終わらせず、その場の会話につなげるための一言です。 知識を問い直すのではなく、その方の経験を聞く形にしてあります。正解・不正解には触れないので、外した方にも同じように聞けます。
このサイトのクイズは、脳トレや会話のきっかけとして使うものです。認知症の予防や治療の効果をうたうものではありません。