食べ物クイズ

食べ物クイズ 名前のいわれと始まりの話

毎日の食卓でおなじみの食べ物の、原料や名前のいわれ、始まりをたずねるクイズです。豆腐やたまご、かまぼこ、佃煮、福神漬から、あんぱん、アイスクリーム、学校給食まで、身近なものばかりを集めました。解説に、その食べ物が生まれたいきさつを添えています。かっこの中は読み方です。全10問、全問に声かけ例が付いています。

10問・3択・約20分|全問に声かけ例つき

印刷用PDF(A4)※ボタンを押すと、PDFファイルがダウンロードされます(1つ 約1.4MB)。

  • 問題見せる・配る紙。答えは入っていません
  • こたえ職員用。解説・声かけ例・出典つき
  • 問題とこたえ1部で完結。面はページで分かれます
  1. 第1問

    日本の食卓に欠かせない豆腐、納豆、みそ、しょうゆ。どれも同じ豆から作られます。その豆はどれでしょう?

    • 小豆(あずき)
    • 大豆(だいず)
    • そら豆

    こたえ2 大豆(だいず)

    解説

    大豆です。豆腐、納豆、みそ、しょうゆなどは、どれも大豆が原料です。加工のしかたによって、さまざまな味の食品に生まれ変わります。

    声かけ例

    「みそやしょうゆの味は、このあたりでは、家ごとにどんなふうに違うと言われていましたか?」

    出典: 特集1 大豆(5)変幻自在!大豆ファミリー(農林水産省 広報誌aff 2016年6月号)

  2. 第2問

    たまごには、殻が白い「白玉(しろたま)」と、赤い「赤玉(あかたま)」があります。殻の色は、基本的に何によって決まるでしょう?

    • ニワトリの種類
    • ニワトリが食べるえさ
    • 産んでからの日数

    こたえ1 ニワトリの種類

    解説

    ニワトリの種類です。羽毛が褐色や黒っぽいニワトリは赤玉を、白いニワトリは白玉を産む傾向があります。えさによって決まるのは黄身の色のほうで、黄身の色の濃さと栄養価に、直接の関係はありません。

    声かけ例

    「割れやすいたまごは、子どものころ、まわりでどんなふうに大事に扱われるものでしたか?」

    出典: 特集「疑問解消! たまごのヒミツQ&A」(農林水産省 広報誌aff 2024年4月号)

  3. 第3問

    明治8年、明治天皇のお花見のお茶菓子として、あんぱんが献上されました。このとき、あんぱんに埋めこまれたものは何でしょう?

    • 梅干し
    • 栗の甘露煮(かんろに)
    • 桜の花の塩漬け

    こたえ3 桜の花の塩漬け

    解説

    桜の花の塩漬けです。木村屋の木村親子が、奈良の吉野山から八重桜の花びらの塩漬けを取り寄せて、あんぱんに埋めこみました。献上されたのは明治8年4月4日で、この日は「あんぱんの日」になっています。

    声かけ例

    「あんこの入った甘いものが出てくると、ご家庭では、まわりからどんなふうに手がのびてきましたか?」

    出典: <あんぱんの元祖>4月4日はあんぱんの日!(木村屋總本店)

  4. 第4問

    かまぼこは、もともと、竹を芯にして、魚のすり身をぬりつけて焼いたものでした。のちに、板つきのかまぼこができて、まぎらわしくなりました。そこで、もとのかまぼこにつけられた名前は何でしょう?

    • ちくわ
    • はんぺん
    • さつま揚げ

    こたえ1 ちくわ

    解説

    ちくわです。1848年に出た書物に、板につけたものができてからは、まぎらわしいので、もとのかまぼこを竹輪(ちくわ)と名づけた、と書かれています。かまぼこの名前は、形が蒲(がま)の穂に似ていたからという説など、いくつかの説があります。

    声かけ例

    「よく似ていてまぎらわしいものを取りちがえた出来事は、子どものころ、まわりでどんな笑い話になっていましたか?」

    出典: 歴史:練りものの起源(紀文食品 紀文アカデミー)

  5. 第5問

    「木綿豆腐」の名前は、型箱(かたばこ)に木綿の布をしいて作り、表面に布目がついたことからきています。では「絹ごし豆腐」は、なぜそう呼ばれるでしょう?

    • 絹の布でこして作るから
    • 絹の袋に入れて固めるから
    • 絹のようになめらかだから

    こたえ3 絹のようになめらかだから

    解説

    絹のようになめらかだからです。絹ごし豆腐は、布をしかない型箱に、熱い豆乳を流しこんで固めます。なめらかで、きめの細かいようすを絹にたとえた名前で、実際に絹でこしているわけではありません。

    声かけ例

    「着古した木綿の布は、ご家庭の中で、どう次々と役目を変えていくものでしたか?」

    出典: 豆腐の種類詳細|豆腐のことなら全豆連(全国豆腐連合会)

  6. 第6問

    東京・上野のお店で、明治のころに生まれた「福神漬(ふくじんづけ)」。名前の由来のひとつは、使われている野菜の種類の数だといわれます。何種類でしょう?

    • 5種類
    • 7種類
    • 9種類

    こたえ2 7種類

    解説

    7種類です。大根、なす、かぶ、うり、しそ、れんこん、なた豆が使われています。野菜が7種類あることと、七福神の弁財天(べんざいてん)が上野の不忍池(しのばずのいけ)にまつられていることから名づけられたといわれますが、由来には諸説あります。

    声かけ例

    「縁起がいいと言われるものを見かけると、子どものころ、まわりの大人たちはどう喜んでいましたか?」

    出典: 創業350年、江戸から続く漬物文化を次世代へ(東京都 TOKYO UPDATES)

  7. 第7問

    佃煮(つくだに)は、江戸の佃島(つくだじま)で売り出されました。その佃島の名前は、移り住んだ漁師たちが、ふるさとにちなんでつけたものです。漁師たちのふるさとは、いまのどこでしょう?

    • 名古屋
    • 仙台
    • 大阪

    こたえ3 大阪

    解説

    大阪です。江戸時代のはじめ、大阪の佃村の漁師たちが江戸へ移り住み、新しい住まいを佃島と名づけました。近くでとれた小魚や貝、海藻を、はじめは塩で、のちにしょうゆを使って保存食にし、これが江戸みやげとして全国に広まりました。

    声かけ例

    「このあたりでは、よそへ出かけた人がおみやげを持って帰ると、どんな土産話がはじまるものでしたか?」

    出典: 東京の伝統料理と世界の味のペアリング(東京都 TOKYO UPDATES)3.佃漁民(つくだぎょみん)ゆかりの地(大阪市)

  8. 第8問

    寒天(かんてん)は、ある食べものを冬の夜に外へ出したことから生まれた、と伝えられています。その食べものは何でしょう?

    • ところてん
    • こんにゃく
    • くずもち

    こたえ1 ところてん

    解説

    ところてんです。万治(まんじ)元年、1658年の冬、京都の伏見(ふしみ)の宿で、食べ残しのところてんを外へ捨てたところ、寒い夜のうちに凍って、干物になりました。これをヒントに宿の主人が作って売り出したのが始まり、と多くの本に紹介されています。ただし、年代にはいくつかの説があり、どれも民間の言い伝えにもとづく説だとされています。

    声かけ例

    「冬の冷たい風に当てて干すものは、このあたりの家々で、どんなふうに並んでいましたか?」

    出典: 寒天の起源については、ほとんどの文献に次のようなエピソードが紹介されていますが、このエピソードの出典を調べています(国立国会図書館)|レファレンス協同データベース

  9. 第9問

    日本の学校給食は、明治22年に始まったとされます。場所は、いまの山形県鶴岡(つるおか)市の小学校です。そのときの昼食の献立はどれでしょう?

    • パン・牛乳・くだもの
    • うどん・煮豆・おひたし
    • おにぎり・焼き魚・漬物

    こたえ3 おにぎり・焼き魚・漬物

    解説

    おにぎり・焼き魚・漬物です。明治22年の代表的な献立として、おにぎり、塩鮭(しおざけ)、菜の漬物が伝えられています。明治22年は西暦1889年で、大日本帝国憲法が発布された年です。

    声かけ例

    「お昼どきになると、このあたりでは、外で働く人や遊んでいる子どもたちは、どう切り上げていくものでしたか?」

    出典: 学校給食の歴史(学校給食研究改善協会)

  10. 第10問

    明治2年、日本で最初のアイスクリームが作られ、売り出されました。「あいすくりん」と呼ばれた、このアイスクリームが生まれた町はどこでしょう?

    • 神戸
    • 横浜
    • 長崎

    こたえ2 横浜

    解説

    横浜です。町田房蔵(まちだふさぞう)という人が、横浜の馬車道(ばしゃみち)通りで、氷と塩を使って作り、売り始めました。この「あいすくりん」は、牛乳、卵、砂糖で作ったと考えられています。

    声かけ例

    「暑いころ、アイスキャンデーを売る人が来ると、このあたりの子どもたちは、どう集まってきましたか?」

    出典: “あいすくりん”の誕生|アイスクリームの歴史(日本アイスクリーム協会)

声かけ例の使い方

正解を言ったあとに、そのまま読み上げてください。答え合わせで終わらせず、その場の会話につなげるための一言です。 知識を問い直すのではなく、その方の経験を聞く形にしてあります。正解・不正解には触れないので、外した方にも同じように聞けます。

このサイトのクイズは、脳トレや会話のきっかけとして使うものです。認知症の予防や治療の効果をうたうものではありません。

この10問を紙で使う(印刷用PDF・A4)※ボタンを押すと、PDFファイルがダウンロードされます(1つ 約1.4MB)。

  • 問題見せる・配る紙。答えは入っていません
  • こたえ職員用。解説・声かけ例・出典つき
  • 問題とこたえ1部で完結。面はページで分かれます