都道府県クイズ
都道府県クイズ 伝統工芸と手しごとの里
津軽塗、二風谷、小千谷縮、九谷焼、四日市萬古焼、大島紬、山鹿灯籠、三川内焼、高山茶筌、因州和紙と弓浜絣。国の伝統的工芸品の産地を当てる都道府県クイズです。全10問、全問に声かけ例が付いています。
10問・3択・約20分|全問に声かけ例つき
第1問
津軽塗(つがるぬり)の代表格「唐塗(からぬり)」は、ヒバの木の素地に、塗り・研ぎ・磨きをくり返し、48もの工程を経て仕上がる漆器です。津軽塗は昭和50年に、国の伝統的工芸品に指定されました。どの県でしょう?
- 1秋田県
- 2青森県
- 3岩手県
こたえ2 青森県
解説
青森県です。津軽塗は約300年前、津軽藩四代藩主の信政のころ、藩に召し抱えられた塗師の池田源兵衛が始めたと伝えられています。唐塗のほか、七々子塗・紋紗塗・錦塗の4つの技法が受け継がれています。
声かけ例
「お正月のお膳といえば、どんな器や料理が思い浮かびますか?」
第2問
日高地方の平取町(びらとちょう)で作られる、アイヌの民芸品「二風谷イタ(にぶたにイタ)」と「二風谷アットゥシ」。平成25年に、この都道府県で初めて、国の伝統的工芸品に指定されました。どの都道府県でしょう?
- 1東京都
- 2岩手県
- 3北海道
こたえ3 北海道
解説
北海道です。平成25年3月、100年以上の伝統を有することなどの厳しい要件を満たして、北海道で初めて経済産業大臣の指定を受けた伝統的工芸品になりました。
声かけ例
「冬の雪の日の遊びといえば、どんなものが人気だったでしょう?」
第3問
春の風物詩「雪さらし」の工程を経て、独特のしわ(シボ)をもつ麻織物になる「小千谷縮(おぢやちぢみ)」。夏の着物の生地として知られ、平成21年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。どの県でしょう?
- 1新潟県
- 2富山県
- 3山形県
こたえ1 新潟県
解説
新潟県です。よこ糸に強いよりをかけて織り、そのあと湯もみをして独特のシボを出します。通気性と吸湿性にすぐれた、清涼感のある生地です。昭和50年9月4日に、国の伝統的工芸品に指定されました。
声かけ例
「夏の暑さをしのぐために、ご家庭ではどんな工夫がありましたか?」
第4問
緑・黄・赤・紫・紺青(こんじょう)の「五彩(ごさい)」と呼ばれる、華やかな色合いで知られる焼きもの「九谷焼(くたにやき)」。どの県の伝統的工芸品でしょう?
- 1富山県
- 2石川県
- 3岐阜県
こたえ2 石川県
解説
石川県です。県のページでは、九谷焼は時代や地域によって作風が違うと紹介されています。石川県には、国が法律に基づいて指定した伝統的工芸品が10品目あります。
声かけ例
「季節の行事の飾りで、色あざやかだったものといえば、何が印象に残っていますか?」
第5問
直火にかけられる耐熱性の高い土鍋や、釉薬(ゆうやく)をかけずに焼き締めた「紫泥(しでい)急須」で知られる「四日市萬古焼(よっかいちばんこやき)」。どの県の伝統的工芸品でしょう?
- 1三重県
- 2愛知県
- 3静岡県
こたえ1 三重県
解説
三重県です。江戸時代中期に、桑名の商人・沼波弄山(ぬなみろうざん)が、茶の趣味が高じて窯を築き、茶器を焼いたのが始まりとされています。作品が永遠に伝わるようにと「萬古不易」の印を押したのが、名前の由来です。昭和54年に、国の伝統的工芸品に指定されました。
声かけ例
「寒い夜の鍋ものには、どんな具が欠かせなかったでしょう?」
第6問
テーチ木(車輪梅)で染めた絹糸を、さらに泥田で染めて黒褐色に仕上げる「本場奄美大島紬(ほんばあまみおおしまつむぎ)」。織口には、地球のマークが織り込まれます。どの県の伝統的な織物でしょう?
- 1宮崎県
- 2沖縄県
- 3鹿児島県
こたえ3 鹿児島県
解説
鹿児島県です。奄美市のページによると、1300余年の歴史をもつ絹織物です。テーチ木のタンニンと泥に含まれる鉄分が反応して、糸が赤茶色からだんだん黒く変わります。染めを何度もくり返し、深みのある色に仕上げます。
声かけ例
「雨あがりの土や泥のにおいで、思い出す場面といえば何でしょう?」
出典: 本場奄美大島紬(鹿児島県奄美市)
第7問
山鹿灯籠(やまがとうろう)は、平成25年12月に、国の伝統的工芸品に指定されました。山鹿市があるのは、どの県でしょう?
- 1大分県
- 2熊本県
- 3福岡県
こたえ2 熊本県
解説
熊本県です。指定は平成25年12月26日で、全国で218品目になりました。この県では、小代焼・天草陶磁器・肥後象がんに続く4品目の指定です。
声かけ例
「夏の夜に灯りがともる景色といえば、どんな眺めが心に残っていますか?」
第8問
19世紀に「平戸焼(ひらどやき)」の名でヨーロッパの人々を魅了し、「繊細優美」と評される焼きもの「三川内焼(みかわちやき)」。割烹(かっぽう)食器が中心で、昭和53年に国の伝統的工芸品に指定されました。どの県の焼きものでしょう?
- 1佐賀県
- 2福岡県
- 3長崎県
こたえ3 長崎県
解説
長崎県です。産地は佐世保市で、慶長3年(1598年)の開窯以来、朝廷や将軍家への献上品が多く作られてきました。香炉や花瓶なども作られています。
声かけ例
「お出かけの日のお弁当は、器も中身もどんなふうだったでしょう?」
第9問
お茶をたてるときに使う竹の道具「高山茶筌(たかやまちゃせん)」。500年もの昔から作られてきた国の伝統的工芸品で、全国の9割以上をつくるといいます。産地の高山地区がある生駒市は、どの県でしょう?
- 1奈良県
- 2滋賀県
- 3和歌山県
こたえ1 奈良県
解説
奈良県です。高山地区は県の最北端にあります。室町時代中期に、地元を治めていた一族が、わび茶の祖といわれる村田珠光から頼まれて作ったのが始まりと伝えられ、16人の家臣が製法を秘伝として守り伝えたといいます。
声かけ例
「お茶をいただく時間は、どんな場面が多かったでしょう?」
第10問
国の伝統的工芸品の指定が始まった昭和50年に、そろって指定を受けた「因州和紙(いんしゅうわし)」と「弓浜絣(ゆみはまがすり)」。どの県の工芸品でしょう?
- 1島根県
- 2鳥取県
- 3岡山県
こたえ2 鳥取県
解説
鳥取県です。指定が始まった1975(昭和50)年に、この県ではこの2つがいち早く指定されました。翌年には、山陰の両県に共通する「出雲石灯ろう」が、石工品としては全国で初めて指定されています。
声かけ例
「ふだん着の柄といえば、子どものころの記憶に残る模様は何ですか?」
声かけ例の使い方
正解を言ったあとに、そのまま読み上げてください。答え合わせで終わらせず、その場の会話につなげるための一言です。 知識を問い直すのではなく、その方の経験を聞く形にしてあります。正解・不正解には触れないので、外した方にも同じように聞けます。
このサイトのクイズは、脳トレや会話のきっかけとして使うものです。認知症の予防や治療の効果をうたうものではありません。