季節のクイズ 9月版 重陽の節句と実りを待つころ
重陽の節句、敬老の日のはじまり、二百十日、秋のお彼岸など、9月のレクにそのまま使える季節のクイズです。全10問、全問に声かけ例が付いています。
10問・3択・約20分|全問に声かけ例つき
第1問
9月9日は重陽(ちょうよう)の節句です。中国ではこの日に、ある花を飾り、その香りをうつしたお酒を飲んで長寿を願いました。その花はどれでしょう?
- 1桃
- 2菖蒲(しょうぶ)
- 3菊
こたえ3 菊
解説
菊です。9月9日は、中国で縁起が良いとされる陽数、つまり奇数が重なる重陽(ちょうよう)の節句です。中国ではこの日に菊を飾り、香りをうつした菊酒を飲み交わして長寿と無病息災を願いました。その風習が日本に伝わり、江戸時代には幕府でも盛大に行われるようになりました。
声かけ例
「節句のような特別な日には、ご家庭の食事はふだんとどんなふうに違いましたか?」
第2問
いまの「敬老の日」のもとになった「としよりの日」は、昭和22年に兵庫県のある村で定められました。その日はいつでしょう?
- 19月5日
- 29月15日
- 39月25日
こたえ2 9月15日
解説
9月15日です。いまの多可町八千代区にあたる野間谷村で、門脇政夫村長が9月15日を「としよりの日」と定め、おとしよりを大切にし、おとしよりの知恵を借りて村づくりをしようという趣旨で敬老会を開いたのが始まりとされています。多可町は「敬老の日発祥のまち」として知られています。
声かけ例
「そのころ、年配の方はまわりからどんなふうに頼りにされていましたか?」
第3問
こよみの「二百十日(にひゃくとおか)」は、9月1日ごろにあたります。昔から、何に気をつける目印とされてきたでしょう?
- 1早霜(はやじも)
- 2日照り
- 3台風
こたえ3 台風
解説
台風です。二百十日は立春から数えて210日目で、9月1日ごろにあたります。台風の近づく季節で、このころは稲の花盛りにあたるため、気をつける目印として昔からこよみに書かれてきました。日本独自の暦注(れきちゅう)です。
声かけ例
「台風が近づいていると聞くと、このあたりでは、まわりの人たちのあいだでどんなやりとりがありましたか?」
第4問
秋のお彼岸は、秋分の日をまんなかにした期間を指します。ぜんぶで何日間でしょう?
- 13日間
- 25日間
- 37日間
こたえ3 7日間
解説
7日間です。お彼岸は、春分または秋分の前3日から後3日まで、それぞれ計7日間を指します。初日を彼岸の入り、まんなかの春分・秋分の日を中日(ちゅうにち)、終わりを明けといい、こよみの上では入りだけが示されます。
声かけ例
「秋分を過ぎて日が短くなると、ご家庭の夕方はどんなふうに変わりましたか?」
第5問
9月1日から3日にかけて、編み笠をかぶった踊り手が、三味線や胡弓(こきゅう)の音に合わせて坂の町を流し歩くお祭りがあります。このお祭りは何でしょう?
- 1おわら風の盆
- 2阿波おどり
- 3よさこい祭り
こたえ1 おわら風の盆
解説
おわら風の盆です。富山市八尾(やつお)町で、9月1日から3日にかけて行われます。300年余の歴史があり、昔の面影を残す町並みに数千のぼんぼりが立ち並ぶなか、格調高い男女の踊り手が坂の町を流し歩きます。
声かけ例
「このあたりのお祭りで踊りが始まると、見ていた人たちはどう加わっていくものでしたか?」
第6問
大阪の岸和田だんじり祭は、江戸時代に岸和田のお殿様が始めたと伝えられるお祭りです。もともとは何を願ったものでしょう?
- 1海が静かであること
- 2穀物がたくさん取れること
- 3火事が起きないこと
こたえ2 穀物がたくさん取れること
解説
穀物がたくさん取れることです。元禄16年、1703年に岸和田藩主の岡部長泰(おかべ・ながやす)が京都の伏見稲荷を城内の三の丸にまつり、米や麦、豆、あわやひえなどの穀物がたくさん取れるようにと願って行った稲荷祭が始まりと伝えられています。
声かけ例
「昔から続くお祭りを守るために、このあたりの人たちはどう力を合わせていましたか?」
第7問
秋になると河原に鍋や材料を持ち込んで、大勢で囲む「芋煮会」。山形県の秋の楽しみですが、この鍋に欠かせない芋は何でしょう?
- 1里芋
- 2さつまいも
- 3じゃがいも
こたえ1 里芋
解説
里芋です。芋煮は里芋、牛肉、こんにゃく、ねぎなどを使う山形県の郷土料理で、地域によって味つけや具材が変わります。河原に鍋を持ち込む「芋煮会」は、山形県では新年会や忘年会と並ぶ年間行事のひとつとされています。
声かけ例
「大勢で同じ鍋を囲むとき、このあたりでは、おたがいにどんなふうに気をくばり合うものでしたか?」
第8問
毎年9月20日から26日までの一週間は、法律で何の週間と定められているでしょう?
- 1水道週間
- 2こどもの読書週間
- 3動物愛護週間
こたえ3 動物愛護週間
解説
動物愛護週間です。動物愛護管理法で、動物を大切にし、正しく飼うことへの関心と理解を広く深めるため、9月20日から26日が動物愛護週間と定められています。期間中は国や自治体、関係団体が協力して各種の行事を行います。
声かけ例
「ご家庭のまわりで、犬や猫はどんなふうに暮らしていましたか?」
第9問
9月に真っ赤な花を咲かせる曼珠沙華(まんじゅしゃげ)には、ほかの多くの草花とちがう変わったところがあります。次のうちどれでしょう?
- 1花と葉が別々の季節に出る
- 2日が暮れてから花が開く
- 3一年おきにしか咲かない
こたえ1 花と葉が別々の季節に出る
解説
花と葉が別々の季節に出ることです。曼珠沙華は「花は葉を知らず、葉は花を知らず」といわれます。花が咲き終わった10月ごろから細い葉が生え始め、2月ごろには葉も枯れてなくなり、9月になるとまた芽が出て花を咲かせます。
声かけ例
「秋が深まるにつれて、このあたりの道ばたの草花は、どう入れ替わっていきましたか?」
第10問
「リーンリーン」と鳴く声が古くから親しまれてきた虫は、次のうちどれでしょう?
- 1クツワムシ
- 2スズムシ
- 3マツムシ
こたえ2 スズムシ
解説
スズムシです。河川敷の草深い藪やススキ原などにすみ、リーンリーンと鳴く声が古くから親しまれてきました。8月から9月ごろに鳴くクツワムシは大型のキリギリスで、こちらはガシャガシャガシャとやかましく鳴きます。
声かけ例
「リーンリーンやガシャガシャといった虫の鳴き声を、このあたりの子どもたちはどうまねて遊びましたか?」
声かけ例の使い方
正解を言ったあとに、そのまま読み上げてください。答え合わせで終わらせず、その場の会話につなげるための一言です。 知識を問い直すのではなく、その方の経験を聞く形にしてあります。正解・不正解には触れないので、外した方にも同じように聞けます。
このサイトのクイズは、脳トレや会話のきっかけとして使うものです。認知症の予防や治療の効果をうたうものではありません。