連想クイズ
連想クイズ わたしは誰でしょう 日本にしかいない生きものと天然記念物
アマミノクロウサギ、アホウドリ、ヤンバルクイナ、ツシマヤマネコ、シマフクロウ、ノグチゲラ、ミヤコタナゴ、オガサワラオオコウモリ、オオサンショウウオ、コウノトリが「わたし」になって、いくつかのヒントで自分のことを話す連想クイズです。日本にしかいない生きものや、国の天然記念物になっている生きものの話題を集めました。ヒントは1つずつ区切って読み上げ、最後まで読んでから選択肢を出すと、途中で分かった方も声を出しやすくなります。かっこの中は読み方です。全10問、全問に声かけ例が付いています。
10問・3択・約20分|全問に声かけ例つき
第1問
わたしは、ウサギのなかまです。鹿児島県の奄美大島(あまみおおしま)と徳之島(とくのしま)の、2つの島にしか住んでいません。大きな木の根元や岩穴に穴を掘って、休んだり、子どもを産んだりします。1963年に、国の特別天然記念物になりました。わたしは何でしょう?
- 1アマミノクロウサギ
- 2ニホンノウサギ
- 3エゾユキウサギ
こたえ1 アマミノクロウサギ
解説
アマミノクロウサギです。奄美大島と徳之島の2島だけに分布する固有種で、樹洞、岩穴、大木の根元などに、休息と出産のための穴を掘ります。1963年(昭和38年)に国の特別天然記念物に指定されました。
声かけ例
「子どものころ、山や野原で動物を見かけたとき、どのように知らせ合いましたか?」
第2問
わたしは、海の上を飛ぶ大きな鳥です。体の長さは84〜94cmで、頭は淡い黄色をしています。むかし、羽毛をとるために大量に捕まえられ、1949年には「いなくなった」と言われました。ところが1951年に、伊豆諸島の鳥島(とりしま)で約10羽が見つかりました。わたしは何でしょう?
- 1ウミネコ
- 2カモメ
- 3アホウドリ
こたえ3 アホウドリ
解説
アホウドリです。1890〜1900年代に羽毛をとるために大量に捕獲され、1949年の調査で絶滅宣言が出ましたが、1951年に鳥島で約10羽が再発見されました。1962年(昭和37年)に特別天然記念物に指定されています。
声かけ例
「海のそばで暮らした方も、そうでない方も、大きな鳥が飛ぶ景色と聞いて、どんな場面が思い浮かびますか?」
第3問
わたしは、飛ぶことができない鳥です。日本で唯一とされています。体の長さは30cmほどで、沖縄島の北部にだけ住んでいます。1981年に、新種として見つかりました。わたしは何でしょう?
- 1ヒクイナ
- 2ヤンバルクイナ
- 3ヤマドリ
こたえ2 ヤンバルクイナ
解説
ヤンバルクイナです。沖縄島北部のやんばる地域だけに分布し、昭和56年(1981年)に新種として発見されました。全長は約30cmで、日本で唯一の「無飛力の鳥類」とされています。
声かけ例
「南の島と聞いて、旅やテレビで見た景色には、どんなものが浮かびますか?」
第4問
わたしは、長崎県の対馬にだけ住んでいる、野生のネコです。体の大きさは、飼いネコとほぼ同じです。耳の裏に白い斑点があり、いちばんの食べものはネズミです。数は100頭弱と考えられています。わたしは何でしょう?
- 1イリオモテヤマネコ
- 2ツシマヤマネコ
- 3ツシマテン
こたえ2 ツシマヤマネコ
解説
ツシマヤマネコです。長崎県の対馬だけに分布し、体重は3〜5kg、体長は50〜60cmで、イエネコとほぼ同じ大きさです。最も重要な餌はネズミ類で、鳥や昆虫も食べます。
声かけ例
「昔、家のまわりで見かけたネコは、どのように過ごしていましたか?」
第5問
わたしは、北海道の川や湖のまわりの森に住む、日本でいちばん大きなフクロウです。体の長さは66〜69cmで、翼を広げると180cmにもなります。広葉樹の大きな木の穴に巣を作り、魚を主に食べます。わたしは何でしょう?
- 1シマフクロウ
- 2アオバズク
- 3トラフズク
こたえ1 シマフクロウ
解説
シマフクロウです。日本最大のフクロウで、全長は66〜69cm、翼を広げた長さは180cmに達します。河川や湖沼の周辺の森に住み、広葉樹の大木の樹洞に営巣します。1971年(昭和46年)に国の天然記念物に指定されました。
声かけ例
「北の寒い土地の冬の夜と聞いて、どんなようすが思い浮かびますか?」
第6問
わたしは、キツツキのなかまの鳥です。直径20cm以上ある大きな木に穴を掘って、巣を作ります。体の長さは30cmほどで、沖縄島の北部にしか住んでいません。1977年に、国の特別天然記念物になりました。わたしは何でしょう?
- 1アカゲラ
- 2アオゲラ
- 3ノグチゲラ
こたえ3 ノグチゲラ
解説
ノグチゲラです。沖縄島北部のやんばる地域にだけ分布する固有種で、4〜5月に産卵し、5〜6月に巣立ちます。木の上や地上で、節足動物や果実を食べます。1977年(昭和52年)に特別天然記念物に指定されました。
声かけ例
「このあたりで、トントンと木をたたく音が聞こえてきたのは、どんな場面でしたか?」
第7問
わたしは、関東平野の一部にだけ住んでいる、日本にしかいない小さな魚です。体の長さは3〜4cmほどです。湧き水の流れる水路や池に住み、淡水の二枚貝、マツカサガイなどの中に卵を産みます。わたしは何でしょう?
- 1ドジョウ
- 2ミヤコタナゴ
- 3フナ
こたえ2 ミヤコタナゴ
解説
ミヤコタナゴです。関東平野の一部に局所的に生息する日本固有種で、体長は30〜40mm、産卵期は3月中旬〜7月中旬です。マツカサガイなどの鰓の中に産卵します。1974年(昭和49年)に国の天然記念物に指定されました。
声かけ例
「家の近くの小川や水路は、季節ごとに、どのように変わりましたか?」
第8問
わたしは、小笠原諸島にだけ住んでいる、日本にしかいない動物です。翼を広げると80cmほどになります。おもに木の実や花の蜜、葉を食べ、夜に活動します。初夏に、1頭の子どもを産みます。わたしは何でしょう?
- 1オガサワラオオコウモリ
- 2ムササビ
- 3モモンガ
こたえ1 オガサワラオオコウモリ
解説
オガサワラオオコウモリです。小笠原諸島に生息する日本固有種で、体長は20〜25cm、翼を広げると80cmほどです。主に果実、花の蜜、葉を食べ、基本的に夜行性です。昭和44年に天然記念物に指定されました。
声かけ例
「夕暮れどき、空を飛ぶものを見かけたのは、このあたりのどんな場所でしたか?」
第9問
わたしは、川に住む生きものです。世界でいちばん大きな両生類で、国の特別天然記念物になっています。兵庫県豊岡市(とよおかし)では、全長80センチの仲間が見つかったことがあります。わたしは何でしょう?
- 1オオサンショウウオ
- 2イモリ
- 3カジカガエル
こたえ1 オオサンショウウオ
解説
オオサンショウウオです。世界最大の両生類で、国の特別天然記念物に指定されています。豊岡市では、狭い水路や浅い場所で動けなくなっているのを見つけたら、文化財室に連絡するよう呼びかけています。
声かけ例
「川のそばで見かけた生きものについて、まわりではどんな話になりましたか?」
第10問
わたしは、兵庫県の県の鳥です。むかし、日本で最後まで子育てをしていたのは、兵庫県の但馬(たじま)地方でした。田んぼで使われた強い農薬の影響で数が減りましたが、2005年から、飼われていた仲間を野に放つ取り組みが始まりました。わたしは何でしょう?
- 1ハクチョウ
- 2アオサギ
- 3コウノトリ
こたえ3 コウノトリ
解説
コウノトリです。田んぼで使われていた強い農薬に汚染された魚などを食べたことが、減った原因の一つと考えられています。豊岡(とよおか)のコウノトリの郷公園が中心となって野生復帰を進めていて、今は豊岡盆地の広い範囲で飛ぶ姿が見られます。
声かけ例
「田んぼの季節の景色は、春から秋へ、どのように変わっていきましたか?」
出典: コウノトリ(兵庫県)
声かけ例の使い方
正解を言ったあとに、そのまま読み上げてください。答え合わせで終わらせず、その場の会話につなげるための一言です。 知識を問い直すのではなく、その方の経験を聞く形にしてあります。正解・不正解には触れないので、外した方にも同じように聞けます。
このサイトのクイズは、脳トレや会話のきっかけとして使うものです。認知症の予防や治療の効果をうたうものではありません。