連想クイズ
連想クイズ わたしは誰でしょう お金と通信と近代のはじまり
10円玉、5円玉、1円玉、電話、地下鉄、郵便、見返り美人の切手、円、日本銀行、八幡製鉄所が「わたし」になって、いくつかのヒントで自分のことを話す連想クイズです。ヒントは1つずつ区切って読み上げ、最後まで読んでから選択肢を出すと、途中で分かった方も声を出しやすくなります。かっこの中は読み方です。全10問、全問に声かけ例が付いています。
10問・3択・約20分|全問に声かけ例つき
第1問
わたしは、お金です。表には、京都府宇治市にある世界文化遺産の建物が、唐草の模様といっしょに描かれています。その建物は、藤原頼通が、極楽浄土のようすをつくろうとして建てたお堂です。わたしは何でしょう?
- 1100円玉(ひゃくえんだま)
- 2500円玉(ごひゃくえんだま)
- 310円玉(じゅうえんだま)
こたえ3 10円玉(じゅうえんだま)
解説
10円玉です。表に描かれている平等院鳳凰堂は京都府宇治市にあり、世界文化遺産に登録されています。藤原頼通が、極楽浄土のようすをつくろうとして建てたお堂で、阿弥陀仏の像が安置されています。
声かけ例
「このあたりに昔からある建物は、まわりの人たちから、どんなふうに親しまれていましたか?」
出典: 貨幣のデザイン(造幣局)
第2問
わたしは、お金です。真ん中に穴があいていて、稲穂と水と歯車が描かれています。稲穂は農業、水は水産業、歯車は工業を表しています。昭和24年8月に、穴のあいた硬貨として発行されました。わたしは何でしょう?
- 150円玉(ごじゅうえんだま)
- 25円玉(ごえんだま)
- 3500円玉(ごひゃくえんだま)
こたえ2 5円玉(ごえんだま)
解説
5円玉です。稲穂が農業、水が水産業、歯車が工業を表しています。昭和24年8月に、穴のあいた貨幣として発行されました。
声かけ例
「このあたりでは、穴のあいた硬貨は、どんなふうに扱われていましたか?」
出典: 貨幣のデザイン(造幣局)
第3問
わたしは、お金です。昭和30年に発行されました。重さは1グラムしかなく、表には「若木」が描かれています。わたしは何でしょう?
- 11円玉(いちえんだま)
- 250円玉(ごじゅうえんだま)
- 3100円玉(ひゃくえんだま)
こたえ1 1円玉(いちえんだま)
解説
1円玉です。昭和30年に発行された1円は、いま製造している貨幣のなかでいちばん古いものです。素材は純アルミニウムで、重さは1.0グラムです。表の「若木」には、のびゆく日本が象徴されています。
声かけ例
「そのころ、ご家庭に小銭がたまると、何が始まりましたか?」
出典: 貨幣のデザイン(造幣局)
第4問
わたしは、遠くの人と声で話をするための通信手段です。明治23年に、東京と横浜の間で始まりました。わたしは何でしょう?
- 1電話(でんわ)
- 2電報(でんぽう)
- 3のろし
こたえ1 電話(でんわ)
解説
電話です。電話サービスは、明治23年に東京と横浜の間で始まりました。平成23年版の情報通信白書は、それから120年にわたり、広く利用されているコミュニケーション手段だと述べています。
声かけ例
「電話のベルが鳴ると、ご家庭やまわりでは、どんなようすでしたか?」
第5問
わたしは、乗りものです。昭和2年12月30日に、上野から浅草までの2.2キロで営業を始めました。東洋では初めてのことでした。わたしの仲間は、いまも東京の地下を走っています。わたしは何でしょう?
- 1路面電車(ろめんでんしゃ)
- 2乗合自動車(のりあいじどうしゃ)
- 3地下鉄(ちかてつ)
こたえ3 地下鉄(ちかてつ)
解説
地下鉄です。1927年(昭和2年)12月30日に、東京地下鉄道が、東洋初の地下鉄として上野〜浅草間2.2キロで営業を始めました。そのときの車両は、1968年4月までの約40年間、銀座線で活躍しました。
声かけ例
「このあたりで、新しい乗りものができたと聞いたとき、その話はまわりにどう広まっていきましたか?」
第6問
わたしは、明治4年(1871)に始まった仕組みです。1月に布告が出され、3月1日から、東京と大阪の間で始まりました。東京と大阪の間を78時間で結ぶ飛脚が、毎日出発しました。わたしは何でしょう?
- 1回覧板(かいらんばん)
- 2郵便(ゆうびん)
- 3瓦版(かわらばん)
こたえ2 郵便(ゆうびん)
解説
郵便です。明治4年(1871)1月に郵便創業の布告が出され、3月1日から、官営事業として郵便制度が始まりました。東京・大阪間を78時間で結ぶ飛脚が、毎日出発したそうです。
声かけ例
「そのころ、手紙が届くと、ご家庭ではどんなやりとりがありましたか?」
第7問
わたしは、切手です。昭和22年に「切手趣味週間」が始まり、その翌年の昭和23年に発行されました。名前には、ふり返るという意味のことばが入っていて、有名な切手として知られています。わたしは何でしょう?
- 1見返り美人(みかえりびじん)
- 2月に雁(つきにかり)
- 3桜の図(さくらのず)
こたえ1 見返り美人(みかえりびじん)
解説
見返り美人です。切手趣味週間は昭和22年から始まり、翌年の昭和23年に、有名な「見返り美人」が発行されました。
声かけ例
「ご家庭に届いた手紙の切手は、どんなふうに眺められていましたか?」
第8問
わたしは、お金の呼び名です。明治4年に、わたしの100分の1が「銭(せん)」、その銭の10分の1が「厘(りん)」と定められました。わたしは何でしょう?
- 1両(りょう)
- 2円(えん)
- 3文(もん)
こたえ2 円(えん)
解説
円です。明治4年(1871)5月に新貨条例が制定され、円を単位として、円の100分の1を銭、銭の10分の1を厘とする、10ずつ位が上がる貨幣の単位が定められました。
声かけ例
「このあたりでは、お金の昔の言い方が、どんなやりとりの中で耳に入りましたか?」
第9問
わたしは、中央銀行です。明治15年(1882)10月に、資本金1,000万円の株式会社として開業しました。国のお金の出し入れを扱い、紙幣を発行する権限が与えられました。わたしは何でしょう?
- 1第一国立銀行(だいいちこくりつぎんこう)
- 2日本銀行(にほんぎんこう)
- 3横浜正金銀行(よこはましょうきんぎんこう)
こたえ2 日本銀行(にほんぎんこう)
解説
日本銀行です。明治15年(1882)6月に日本銀行条例が公布され、同じ年の10月、資本金1,000万円の株式会社として開業しました。中央銀行として、国庫金出納の取扱いや、兌換銀行券を発行する権限が与えられました。
声かけ例
「新しいお札が出まわったころ、お店では、どんなやりとりがありましたか?」
第10問
わたしは、鉄をつくる、国がつくった官営の工場です。福岡県の八幡(やはた)町に置かれ、明治34年(1901)2月に操業を始めました。わたしは何でしょう?
- 1釜石製鉄所(かまいしせいてつじょ)
- 2三池炭鉱(みいけたんこう)
- 3八幡製鉄所(やはたせいてつじょ)
こたえ3 八幡製鉄所(やはたせいてつじょ)
解説
八幡製鉄所です。明治29年(1896)3月に公布された製鉄所官制に基づき、福岡県遠賀郡八幡町に官営の製鉄所として設置され、明治34年(1901)2月に操業を開始しました。
声かけ例
「ご家庭では、鉄でできた道具は、どう手入れされるものでしたか?」
声かけ例の使い方
正解を言ったあとに、そのまま読み上げてください。答え合わせで終わらせず、その場の会話につなげるための一言です。 知識を問い直すのではなく、その方の経験を聞く形にしてあります。正解・不正解には触れないので、外した方にも同じように聞けます。
このサイトのクイズは、脳トレや会話のきっかけとして使うものです。認知症の予防や治療の効果をうたうものではありません。