連想クイズ
連想クイズ わたしは誰でしょう 遊びと祭りと昔の道具
けん玉、土俵、織姫星、連鶴、羽子板、扇子、提灯、竿燈、和傘、招き猫が「わたし」になって、いくつかのヒントで自分のことを話す連想クイズです。ヒントは1つずつ区切って読み上げ、最後まで読んでから選択肢を出すと、途中で分かった方も声を出しやすくなります。かっこの中は読み方です。全10問、全問に声かけ例が付いています。
10問・3択・約20分|全問に声かけ例つき
第1問
わたしは、相撲をとる場所です。昭和6年4月に改革があり、直径が13尺から15尺に広げられました。二重だった円は、一重に改められました。いまの直径は、4メートル55センチです。わたしは何でしょう?
- 1土俵(どひょう)
- 2リング
- 3舞台(ぶたい)
こたえ1 土俵(どひょう)
解説
土俵です。昭和6年4月の「土俵の改革」で、直径が13尺から15尺(4メートル55センチ)に広げられ、二重土俵は一重に改められました。
声かけ例
「相撲中継の時間になると、ご家庭では、どのようなようすでしたか?」
第2問
わたしは、お正月の遊びに使う道具です。持ち手のついた板で、鳥の羽をさした黒い玉の羽根を打ち合います。打つことには、厄(やく)をはね飛ばす願いがこめられています。16世紀ごろからは、飾って楽しむものも作られました。わたしは何でしょう?
- 1かるた
- 2羽子板(はごいた)
- 3双六(すごろく)
こたえ2 羽子板(はごいた)
解説
羽子板です。羽子板で羽根をつくことには、厄をはね飛ばし、災厄を退ける願いがこめられています。16世紀ごろから飾り用の押し絵羽子板が作られ、19世紀ごろには、歌舞伎の人気役者を描いたものが、ブロマイドのように親しまれました。
声かけ例
「お正月の遊びには、どのように順番や決まりがありましたか?」
第3問
わたしは、雨や日ざしをよける道具です。竹の骨に和紙を貼り、防水のために植物性の油をぬります。丸い輪の模様のものは「蛇の目(じゃのめ)」とよばれ、日本舞踊でも使われます。わたしは何でしょう?
- 1蓑(みの)
- 2雨合羽(あまがっぱ)
- 3和傘(わがさ)
こたえ3 和傘(わがさ)
解説
和傘です。岐阜市の傘作りは17世紀前半にさかのぼるとされ、1756年に加納藩主となった永井直陳(ながいなおのぶ)が、下級武士の生計を助けるために奨励したと紹介されています。職人が分業で手がけ、生産の最盛期は1950年前後で、年に1000万本を超えたそうです。
声かけ例
「雨が降ってきたとき、このあたりでは、傘をめぐってどんなやりとりがありましたか?」
第4問
わたしは、縁起ものの置物です。手まねきのしぐさをする動物で、右手をあげて福を呼んでいます。東京都世田谷区の豪徳寺(ごうとくじ)には、わたしの発祥の地という一説があります。わたしは何でしょう?
- 1招き猫(まねきねこ)
- 2福助(ふくすけ)
- 3狛犬(こまいぬ)
こたえ1 招き猫(まねきねこ)
解説
招き猫です。世田谷区の豪徳寺は、招き猫の発祥の地という一説があり、仏殿横の招福殿では、招き猫が右手をあげて福を呼んでいます。豪徳寺は、彦根藩主井伊家の江戸の菩提寺で、国指定史跡の井伊家墓所もあります。
声かけ例
「縁起ものが飾られたお店は、このあたりでは、どのようなようすでしたか?」
出典: 豪徳寺|世田谷区公式ホームページ
第5問
わたしは、遊び道具です。軸には、三日月の形をした皿が3つあり、先はとがっています。いまの形は、大正時代に、広島県で考え出されました。わたしは何でしょう?
- 1ヨーヨー
- 2おはじき
- 3けん玉
こたえ3 けん玉
解説
けん玉です。いまのけん玉の形は大正時代に日本で生まれ、「日月ボール」とよばれて急速に広まりました。考案したのは広島県呉市の江草濱次さんで、出願は大正7年10月1日、実用新案としての登録は大正8年5月14日です。
声かけ例
「子どものころ、遊びの輪は、どのようにできていくものでしたか?」
第6問
わたしは、夏の道具です。竹などの骨に紙を貼り、折りたたんで持ち運べます。開いた形は「末広がり」といって縁起がよいとされ、和装の結婚式では、新郎新婦の必須の持ち物です。わたしは何でしょう?
- 1うちわ
- 2扇子(せんす)
- 3手ぬぐい
こたえ2 扇子(せんす)
解説
扇子です。起源は木簡(もっかん)とされ、そこからヒノキの薄い板で作る桧扇(ひおうぎ)が生まれました。現存する最古の桧扇には、877年の年号が記されています。紙を貼った扇子は10世紀ごろから作られ、13世紀ごろには中国へ輸出されたそうです。
声かけ例
「夏の暑い日、涼をとるために、どんな工夫をされていましたか?」
第7問
わたしは、夏の夜を照らすお祭りの主役です。長い竹にたくさんの灯りを吊るし、光の稲穂にも見立てられます。担ぎ手は、重いわたしを、手、額、肩、腰にのせて、バランスをとります。わたしは何でしょう?
- 1ねぶた
- 2だんじり
- 3竿燈(かんとう)
こたえ3 竿燈(かんとう)
解説
竿燈です。秋田市で毎年8月3日から6日に開かれる「秋田竿燈まつり」の主役で、豊作を願い、夏の病魔や邪気を払う18世紀中期の行事が起源とされています。国の重要無形民俗文化財に指定されています。
声かけ例
「夏の夜のお祭りでは、どんな音や掛け声が聞こえていたでしょうか?」
第8問
わたしは、灯り(あかり)の道具です。薄い和紙と、細かく割った竹ひごで作ります。灯りをともすと、菊や桔梗(ききょう)などの絵柄が、やわらかな光の中にうかび上がります。岐阜県の美濃地方で300年余り作られ、1995年に伝統工芸品に指定されました。わたしは何でしょう?
- 1提灯(ちょうちん)
- 2ろうそく立て
- 3ランプ
こたえ1 提灯(ちょうちん)
解説
提灯、なかでも「岐阜提灯」です。美濃和紙と竹ひごで作られ、1904年のセントルイス万国博覧会で銀賞を受けるなど、国際的にも評価されました。彫刻家のイサム・ノグチは、製作を学んで、1952年に「AKARI」と名づけた提灯を発表しています。
声かけ例
「日が暮れて、ちょうちんの灯りがともると、このあたりはどんなようすになりましたか?」
第9問
わたしは、折り紙の作品です。1枚の紙に切り込みを入れ、切り離さずに、同じ形をいくつもつなげて折り上げます。三重県桑名市に伝わるもので、多いものは97羽がつながります。わたしは何でしょう?
- 1かぶと
- 2連鶴(れんづる)
- 3やっこさん
こたえ2 連鶴(れんづる)
解説
連鶴です。1枚の紙から複数の鶴をつなげて折る折り鶴で、200年以上前から伝わります。1797年に刊行された『秘伝千羽鶴折形』は現存する連鶴の最古の出版物で、考案者は桑名市の長圓寺(ちょうえんじ)の僧侶、魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)とされています。この本に載る49種は、「桑名の千羽鶴」として市の無形文化財に指定されています。
声かけ例
「折り鶴は、お正月やお祝いの席で、どんなふうに飾られていたでしょうか?」
第10問
わたしは、星です。こと座の1等星で、七夕の伝説では「織姫星(おりひめぼし)」とよばれます。彦星といっしょに、七夕のころの夜空で見つけられます。夜空の暗い場所なら、近くに天の川も見えます。わたしの名前は何でしょう?
- 1アルタイル
- 2シリウス
- 3ベガ
こたえ3 ベガ
解説
ベガです。織姫星は、こと座の1等星ベガ。彦星は、わし座の1等星アルタイルです。国立天文台は、旧暦7月7日にちなんだかつての七夕を「伝統的七夕」として紹介しています。夜空の暗い場所なら、天の川もさがせます。
声かけ例
「七夕のころの夜空は、子どものころ、どんなふうに見えましたか?」
声かけ例の使い方
正解を言ったあとに、そのまま読み上げてください。答え合わせで終わらせず、その場の会話につなげるための一言です。 知識を問い直すのではなく、その方の経験を聞く形にしてあります。正解・不正解には触れないので、外した方にも同じように聞けます。
このサイトのクイズは、脳トレや会話のきっかけとして使うものです。認知症の予防や治療の効果をうたうものではありません。