難読漢字クイズ
難読漢字クイズ 魚へんのお魚の名前
鯛、鰯、鰹、鯵、鮪、鮃、鮑、鰆、鰰、鮟鱇。魚へんの読めそうで読めない漢字を、食卓でなじみのお魚から集めた難読漢字クイズです。漢字は読み上げずに、画面や紙で見せてから出題してください。全10問、全問に声かけ例が付いています。
10問・3択・約20分|全問に声かけ例つき
第1問
古くから「魚の王」と呼ばれてきた魚です。「鯛」は、何と読むでしょう?
- 1ふな
- 2たい
- 3こい
こたえ2 たい
解説
たいです。ふつう「タイ」といえばマダイのことで、姿、色、味のすべてにすぐれ、古くから「魚の王」として珍重されてきました。美しい体色と体型から、お祝いごとや神事で大切な役割をもつ魚とされてきました。
声かけ例
「お祝いごとの日、ご家庭の食卓は、ふだんと何が違っていましたか?」
第2問
魚へんに「弱い」と書く魚です。「鰯」は、何と読むでしょう?
- 1いわし
- 2さんま
- 3きびなご
こたえ1 いわし
解説
いわしです。陸に上げるとすぐに弱ってしまうことから、「ヨワシ」が転じて「イワシ」になったといわれています。江戸時代には、干したいわしが木綿を育てる肥料に大量に使われました。
声かけ例
「木綿の布は、ご家庭ではどんなふうに使われていましたか?」
第3問
昔の文書には「堅魚」と書かれていた魚です。「鰹」は、何と読むでしょう?
- 1かじき
- 2ぶり
- 3かつお
こたえ3 かつお
解説
かつおです。701年の大宝律令などの文献に「堅魚」の名で出てきます。縄文時代の遺跡や貝塚からも骨が見つかっていて、昔から日本人に食べられてきた魚です。かつお節の材料としても知られます。
声かけ例
「台所からだしのにおいが流れてくると、ご家庭のなかでは、どんなことが始まる合図でしたか?」
出典: かつお節(かつおぶし)|にっぽん伝統食図鑑:農林水産省付録 魚介類難読漢字クイズ|本の万華鏡 第30回(国立国会図書館)
第4問
房総の郷土料理「なめろう」にも使われる魚です。「鯵」は、何と読むでしょう?
- 1あじ
- 2たら
- 3ししゃも
こたえ1 あじ
解説
あじです。味がよいから「アジ」と呼ばれるようになったといわれ、とくに3月ごろから味がよくなることから、魚へんに「参」の字があてられたと説明されています。
声かけ例
「おいしいものが食卓に出た日の、ご家庭でのやりとりは、どんなものでしたか?」
第5問
全長3メートル、体重700キロほどにもなる大きな魚です。「鮪」は、何と読むでしょう?
- 1さけ
- 2まぐろ
- 3ぶり
こたえ2 まぐろ
解説
まぐろです。まぐろの仲間でいちばん大きいクロマグロは、全長3メートル、体重700キロに達するとされ、「ホンマグロ」とも呼ばれます。
声かけ例
「子どものころ、見かけた大きなものについて、ご家庭では何が話題になっていましたか?」
第6問
魚へんに「平」と書く魚です。「鮃」は、何と読むでしょう?
- 1ひらめ
- 2かれい
- 3たちうお
こたえ1 ひらめ
解説
ひらめです。おなかを下にしたとき、顔が左側にあるのがヒラメ、右側にあるのがカレイで、「左ヒラメの右カレイ」といわれます。ヒラメは魚を好んで食べるため、口が大きく歯が鋭いのも特徴です。
声かけ例
「カレイのような平たい魚が食卓に出ると、ご家庭では食べ方について何と声がかかりましたか?」
第7問
三重県では、海女(あま)さんが獲ることで知られる貝です。「鮑」は、何と読むでしょう?
- 1ほたて
- 2あわび
- 3はまぐり
こたえ2 あわび
解説
あわびです。三重県では、アワビを獲る海女の数が約1,000人と全国一とされ、毎年、伊勢神宮へ熨斗(のし)アワビが奉納されています。
声かけ例
「のし紙のついた包みが人から人へ渡るとき、このあたりでは、どんなあいさつが交わされていましたか?」
出典: おさかな図鑑:アワビ(みえのおさかな別情報)(三重県)付録 魚介類難読漢字クイズ|本の万華鏡 第30回(国立国会図書館)
第8問
魚へんに「春」と書く魚です。瀬戸内海にとくに多く見られます。「鰆」は、何と読むでしょう?
- 1かます
- 2すずき
- 3さわら
こたえ3 さわら
解説
さわらです。晩秋から初春の産卵期に沿岸で獲れることから、魚へんに春と書く「鰆」の字があてられているとされます。とくに瀬戸内海に多い魚です。
声かけ例
「春が近づくと、ご家庭の台所では、冬のあいだと何が変わりましたか?」
第9問
秋田県の冬の魚です。魚へんに「神」と書きます。「鰰」は、何と読むでしょう?
- 1いかなご
- 2ほっけ
- 3はたはた
こたえ3 はたはた
解説
はたはたです。初冬、雷が鳴るころに産卵のために沿岸へ押し寄せることから「雷の魚(はたたがみうお)」と呼ばれ、それが「ハタハタ」になったと言われています。漢字は、魚へんに神、または雷と書きます。
声かけ例
「雷の音が聞こえると、ご家庭のなかはどんなようすになりましたか?」
第10問
茨城県の冬の味覚として知られる魚です。「鮟鱇」は、何と読むでしょう?
- 1あなご
- 2あんこう
- 3うなぎ
こたえ2 あんこう
解説
あんこうです。茨城県では11月から3月ごろに水揚げされ、12月から2月は肝が大きくなって味がよいとされています。皮にぬめりが多いため、つるして切り分ける「つるし切り」が一般的です。
声かけ例
「冬の寒い晩、家の中では、どんなふうに過ごすのが楽しみでしたか?」
出典: あんこうの共酢 茨城県(うちの郷土料理:農林水産省)付録 魚介類難読漢字クイズ|本の万華鏡 第30回(国立国会図書館)
声かけ例の使い方
正解を言ったあとに、そのまま読み上げてください。答え合わせで終わらせず、その場の会話につなげるための一言です。 知識を問い直すのではなく、その方の経験を聞く形にしてあります。正解・不正解には触れないので、外した方にも同じように聞けます。
このサイトのクイズは、脳トレや会話のきっかけとして使うものです。認知症の予防や治療の効果をうたうものではありません。