難読漢字クイズ
難読漢字クイズ 野菜と果物と魚とお菓子
南瓜、金平糖、牛蒡、無花果、山葵、鰊、枇杷、公魚、外郎、柳葉魚。読めそうで読めない漢字を、野菜・果物・魚・お菓子の名前から集めた難読漢字クイズです。漢字は読み上げずに、画面や紙で見せてから出題してください。全10問、全問に声かけ例が付いています。
10問・3択・約20分|全問に声かけ例つき
第1問
野菜の名前です。「南瓜」は、何と読むでしょう?
- 1すいか
- 2かぼちゃ
- 3まくわうり
こたえ2 かぼちゃ
解説
かぼちゃです。原産地はアメリカ大陸で、日本へは16世紀の中ごろ、ポルトガル人によって九州に伝えられました。「かぼちゃ」の名前は、カンボジアから渡ってきたことに由来しています。このときの品種は、いまでいう日本かぼちゃで、ねっとりとして水分が多く、煮物などの日本料理に使われます。
声かけ例
「子どものころ、外国から来た珍しい食べものをはじめて目にしたとき、まわりの大人たちとはどんなやりとりがありましたか?」
第2問
お菓子の名前です。「金平糖」は、何と読むでしょう?
- 1こんぺいとう
- 2きんぺいとう
- 3きんぴらとう
こたえ1 こんぺいとう
解説
こんぺいとうです。ポルトガル語の「コンフェイトス」がなまって、金平糖という名前になりました。長崎街道ゆかりのお菓子として、北九州では明治以降、働く人たちの甘いものとしても重んじられました。
声かけ例
「仕事の合間のひと休みに、このあたりで働く人たちは、甘いものをどんなふうにつまむものでしたか?」
第3問
野菜の名前です。「牛蒡」は、何と読むでしょう?
- 1うど
- 2れんこん
- 3ごぼう
こたえ3 ごぼう
解説
ごぼうです。三重県の郷土料理「盆汁(ぼんじる)」は、旬の野菜をたくさん入れた具だくさんのみそ汁です。江戸時代の1813年に出された、松阪の年中行事や風習の記録「松坂風俗記」にも、牛蒡やナスビ、大豆などを細かくしてたくさん入れた汁が出てきます。地域によっては7種類の具を使うことから、「七色汁(なないろじる)」とも呼ばれます。
声かけ例
「具だくさんのみそ汁は、このあたりでは季節が移るにつれて、中身がどう変わっていきましたか?」
第4問
果物の名前です。「無花果」は、何と読むでしょう?
- 1いちじく
- 2ざくろ
- 3あけび
こたえ1 いちじく
解説
いちじくです。一説によると、1日に1つずつ熟すので「イチジク」と呼ばれるそうです。漢字の「無花果」は、花が外から見えないことによりますが、じつは実の内側に、小さな花がたくさん集まっています。日本には17世紀に中国から伝わったといわれます。
声かけ例
「近所で木の実が色づきはじめると、このあたりの子どもたちは、どんなふうに食べごろを待ちかまえていましたか?」
第5問
日本での栽培が、静岡市で始まったとされる植物です。「山葵」は、何と読むでしょう?
- 1しょうが
- 2みょうが
- 3わさび
こたえ3 わさび
解説
わさびです。江戸時代のはじめ、静岡市の有東木で、山に自生していたワサビを移して植えたのが、日本のワサビ栽培の始まりとされています。駿府城に入った徳川家康に献上したところ、その味が大変ほめられたそうです。家康の御紋が葵だったことから、ワサビ(山葵)がさらに大切にされたとも言われています。
声かけ例
「わさびがつんと効いて目を白黒させる人がいると、このあたりの食卓ではどんな笑い話になるものでしたか?」
出典: ワサビ栽培発祥の地(静岡市)
第6問
魚の名前です。「鰊」は、何と読むでしょう?
- 1ほっけ
- 2にしん
- 3たら
こたえ2 にしん
解説
にしんです。北海道の小樽市にある「鰊御殿」は、明治30年に西積丹の泊村に建てられ、昭和33年にいまの場所へ移されました。昭和35年には、北海道の民家として初めて文化財に指定されています。館内には、にしん漁やにしんの加工に使われた道具や、番屋で暮らした人たちの生活用具が並んでいます。
声かけ例
「このあたりでは、何の仕事が始まると、町じゅうが急に活気づきましたか?」
第7問
果物の名前です。「枇杷」は、何と読むでしょう?
- 1かりん
- 2びわ
- 3すもも
こたえ2 びわ
解説
びわです。長崎市の代表的な産業の一つ「茂木(もぎ)ビワ」は、文政元年(1818年)に茂木村で生まれた三浦シヲが、長崎で唐ビワの種を手に入れて茂木にもたらし、広まったと言われています。昭和9年に建てられた「茂木枇杷記念碑」にも、シヲの名が見られます。雅楽で使う楽器の琵琶(びわ)は、枇杷の実のような曲線の胴をしています。
声かけ例
「このあたりでとれる果物や野菜のことを、年配の方たちはよその人にどう自慢していましたか?」
出典: 茂木ビワ関係 三浦シヲの墓(長崎市 文化財課)雅楽 楽器(絃楽器)|文化デジタルライブラリー(独立行政法人日本芸術文化振興会)
第8問
茨城県の霞ヶ浦(かすみがうら)を代表する魚です。「公魚」は、何と読むでしょう?
- 1わかさぎ
- 2しらうお
- 3どじょう
こたえ1 わかさぎ
解説
わかさぎです。「公魚」と書くのは、江戸時代に麻生藩の藩主が徳川家に焼きワカサギを献上したところ大変喜ばれ、それからも献上が続いて、将軍家御用達の魚とされたことによります。霞ヶ浦や北浦でとれたワカサギは、いまも煮干しや佃煮、冬には甘露煮や焼きワカサギになって売られています。
声かけ例
「佃煮や甘露煮を売るお店の店先では、このあたりのお客さんとお店の人のあいだに、どんなやりとりがありましたか?」
第9問
お菓子の名前です。「外郎」は、何と読むでしょう?
- 1かるかん
- 2きんつば
- 3ういろう
こたえ3 ういろう
解説
ういろうです。京都では、夏越の祓(なごしのはらえ)に「水無月(みなづき)」というお菓子を食べます。三角形の外郎に、魔よけの赤い小豆をつけたものです。氷室(ひむろ)の氷を口にして暑さを払う宮中の行事に由来し、三角形は氷のかけらを表しています。明治以降に、いまのような形のお菓子を食べる風習になったといわれます。
声かけ例
「冷蔵庫がまだ少なかったころ、このあたりではみなさん、暑い盛りの午後をどう過ごしていましたか?」
第10問
魚の名前です。「柳葉魚」は、何と読むでしょう?
- 1ししゃも
- 2きびなご
- 3さより
こたえ1 ししゃも
解説
ししゃもです。「柳の葉の魚」という意味のアイヌ語「スス・ハム」または「シュシュ・ハモ」から来た名前で、漢字で「柳葉魚」と書きます。飢饉に苦しむ人々を救うため、柳の葉を魚に変えたという言い伝えもあります。北海道の太平洋岸にだけすむ日本固有の魚で、10月中旬から11月下旬にかけて、卵を産むために川をさかのぼります。
声かけ例
「子どものころ、昔からの言い伝えは、年上の人からどんなふうに聞かされるものでしたか?」
声かけ例の使い方
正解を言ったあとに、そのまま読み上げてください。答え合わせで終わらせず、その場の会話につなげるための一言です。 知識を問い直すのではなく、その方の経験を聞く形にしてあります。正解・不正解には触れないので、外した方にも同じように聞けます。
このサイトのクイズは、脳トレや会話のきっかけとして使うものです。認知症の予防や治療の効果をうたうものではありません。