難読漢字クイズ
難読漢字クイズ 草花と生きものと暮らしの道具
向日葵、算盤、蝸牛、胡瓜、案山子、蒲公英、草鞋、蝙蝠、秋桜、雪洞。読めそうで読めない漢字を、草花・生きもの・暮らしの道具から集めた難読漢字クイズです。漢字は読み上げずに、画面や紙で見せてから出題してください。全10問、全問に声かけ例が付いています。
10問・3択・約20分|全問に声かけ例つき
第1問
夏に咲く花の名前です。「向日葵」は、何と読むでしょう?
- 1あおい
- 2ひまわり
- 3ひなげし
こたえ2 ひまわり
解説
ひまわりです。太陽の動きにつれて、その方向を追うように花が動くというところから名づけられました。ただ、実際にそう動くのは開花前のつぼみのころまでで、花が開くと東を向いたまま動かなくなるそうです。原産地は北米西部と考えられています。
声かけ例
「子どものころ、背が伸びたことは、ご家庭でどんなふうに分かるものでしたか?」
第2問
暮らしの道具です。「算盤」は、何と読むでしょう?
- 1そろばん
- 2はかり
- 3ものさし
こたえ1 そろばん
解説
そろばんです。16世紀に中国から伝わったといわれ、「そろばん」という名前も、算盤の中国での読み「スアンパン」がなまったものと考えられています。日本に残るいちばん古い算盤は、1592年に使われたという上に2つ・下に5つの珠(たま)のものです。上に1つ・下に4つの珠の算盤が広まったのは、昭和15年ごろからです。
声かけ例
「このあたりのお店では、お勘定のとき、お店の人とどんなやりとりがありましたか?」
第3問
生きものの名前です。「蝸牛」は、何と読むでしょう?
- 1なめくじ
- 2みのむし
- 3かたつむり
こたえ3 かたつむり
解説
かたつむりです。狂言(きょうげん)の『蝸牛(かぎゅう)』では、蝸牛を差し上げれば祖父の寿命が延びるというので、主人が家来の太郎冠者(たろうかじゃ)に、蝸牛を捕ってくるよう命じます。蝸牛を知らない冠者は、藪(やぶ)で寝ていた山伏(やまぶし)を蝸牛とまちがえ、山伏は「でんでんむしむし」と言いながら舞います。
声かけ例
「雨上がりの道でかたつむりを見つけると、このあたりの子どもたちはどうしていましたか?」
第4問
野菜の名前です。「胡瓜」は、何と読むでしょう?
- 1きゅうり
- 2へちま
- 3とうがん
こたえ1 きゅうり
解説
きゅうりです。原産地はヒマラヤのふもととされ、中国の人が西のほうにある「胡(こ)」の国から持ち帰った瓜なので、中国で「胡瓜」と名づけられました。熟すと黄色くなることなどから、中国では「黄瓜」とも呼ばれました。
声かけ例
「はじめて見る野菜や果物が店先に並ぶと、このあたりではどんなふうにして食べ方が伝わってきましたか?」
第5問
唱歌(しょうか)の題名にもなっています。「案山子」は、何と読むでしょう?
- 1やまびこ
- 2やまもり
- 3かかし
こたえ3 かかし
解説
かかしです。唱歌「案山子」は、さいたま市緑区の出身の武笠三(むかさ・さん)が、見沼(みぬま)田んぼの風景を見て作詞したといわれます。緑区は令和6年、これにちなんで、区のみなさんが作ったかかしやかかしの絵を展示する「緑区かかしランド2024」を開くと発表しました。
声かけ例
「学校でみんなが描いた絵は、子どものころ、どう貼り出されるものでしたか?」
第6問
植物の名前です。「蒲公英」は、何と読むでしょう?
- 1れんげ
- 2たんぽぽ
- 3すみれ
こたえ2 たんぽぽ
解説
たんぽぽです。江戸時代の明和8年(1771年)に刊行された『民間備荒録(みんかんびこうろく)』には、蒲公英のほか、繁縷(はこべ)や虎杖(いたどり)などの植物について、毒があるかどうかや食べ方が記されています。国立公文書館がこの本を紹介しています。
声かけ例
「口に入れてはいけない草や木の実のことは、子どものころ、どんなふうに言い聞かされていましたか?」
第7問
昔の旅で使われた、はきものです。「草鞋」は、何と読むでしょう?
- 1ぞうり
- 2げた
- 3わらじ
こたえ3 わらじ
解説
わらじです。新座市に残る道中日記によると、栗原村の高橋長吉は、嘉永(かえい)3年に伊勢神宮にお参りする旅に出て、奈良や高野山、金毘羅宮(こんぴらぐう)、京都、善光寺などをめぐり、59日間で帰ってきました。この旅で使った草鞋は27足、足袋も4足にのぼります。1日に平均十里、約40キロメートルを歩いていました。
声かけ例
「車がまだ少なかったころ、このあたりを歩いて行き来する人たちは、道中どんなふうに一休みしましたか?」
第8問
江戸時代のやきものに、文様(もんよう)として描かれた生きものです。「蝙蝠」は、何と読むでしょう?
- 1こうもり
- 2むささび
- 3ふくろう
こたえ1 こうもり
解説
こうもりです。江戸時代後半のやきものには、蝙蝠が文様として描かれたものがあり、新宿区内の江戸時代の遺跡からも多く見つかっています。中国では、「福」と蝙蝠の「蝠」が同じ発音であることから、蝙蝠はめでたい動物とされてきたと言い伝えられています。
声かけ例
「夕方、こうもりが飛びはじめるころ、外で遊んでいた子どもたちは、何がきっかけで家へ帰りましたか?」
第9問
秋に咲く花の「秋桜」。「コスモス」のほかに、もうひとつの読み方があります。どれでしょう?
- 1しゅうおう
- 2あきざくら
- 3あきばな
こたえ2 あきざくら
解説
あきざくらです。「秋桜」の字は、主に秋に咲き、花びらの形が桜に似ているところから名づけられました。「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませるようになったのは、山口百恵さんの歌「秋桜(コスモス)」がヒットしてからのことだそうです。原産地はメキシコで、日本には明治20年ごろに渡ってきたといわれます。
声かけ例
「若いころよく耳にした流行り歌は、まわりではどんなふうに歌われていましたか?」
第10問
昔の明かりの道具です。「雪洞」は、何と読むでしょう?
- 1ぼんぼり
- 2あんどん
- 3ちょうちん
こたえ1 ぼんぼり
解説
ぼんぼりです。燭台(しょくだい)の火が風で消えないように、紙や薄い布を張った火袋(ひぶくろ)をつけたもので、「ぼんぼり」は「ほんのり」がなまった言葉といわれます。京都国立博物館には、明治時代の「御殿飾り雛(ごてんかざりびな)」の一式として、雪洞が2本1対おさめられています。
声かけ例
「明かりがいまより暗かったころ、夜の家の中では、その明かりのまわりにどう寄り合っていましたか?」
声かけ例の使い方
正解を言ったあとに、そのまま読み上げてください。答え合わせで終わらせず、その場の会話につなげるための一言です。 知識を問い直すのではなく、その方の経験を聞く形にしてあります。正解・不正解には触れないので、外した方にも同じように聞けます。
このサイトのクイズは、脳トレや会話のきっかけとして使うものです。認知症の予防や治療の効果をうたうものではありません。